愛媛県町村議会議長会トップ > 概要
愛媛県町村議会議長会は、町村議会の円滑な運営と地方自治の振興発展に寄与することを目的として、全国の町村議会の連合組織である全国町村議会議長会の創立に先立つ昭和24年7月29日に設立されたものであるが、この設立にはさまざまな経緯があった。
その第1は、戦後の地方自治制度改革により、憲法で議会の設置が保障される等町村議会の地位や権能が一段と強化され、この新制度下で町村議会の円滑な運営や町村自治行政の伸長を図るために、町村議会間の連絡、協調組織を結成する動きがひろがってきたことである。
第2としては、昭和24年に発足した地方自治庁に地方自治委員会議が附置されることとなり(地方自治委員は、その後27年8月自治庁発足とともに単なる自治庁参与と改められ、現在は総務省参与となっている)、この委員は、都道府県・市・町村の議会議長及び長の連合組織である地方6団体(当時町村議会のみ未組織)から各1名の推薦によるものとされたため全国連合組織の結成を急ぐ事情があったことである。
このような背景のもとで各県においても町村議長会結成の気運が高まり、昭和25年2月には、46都道府県(沖縄を除く)においてその結成が行われた。
本会の設立も同様の経緯により行われ、当初は35町198村の町村議会議長によって構成され、初代会長桝田与三郎(大洲町)、副会長古谷義正(愛治村)、石川秀雄(泉川町)、各郡会長を理事として発足した。
以来、本年で60年余を経過し、その間、昭和の合併で58町村(44町14村)となり、さらに平成の大合併を経て、現在9町の連合組織として、地方自治の担い手である議会人としての研さんに努め、地方議会の権能の充実強化とその適正な運営に寄与するため、積極的な業務活動を行い今日に至っている。
会 員:愛媛県内全町議会議長
会 長:1人
副会長:1人
監 事:1人
町議会の円滑な運営と地方自治の振興発展に寄与すること。
目的達成のための事業
(1) 町議会の運営の研究
(2) 町議会議長の権限に属する事務の連絡調整
(3) 地方自治の振興発展に関する調査研究
(4) 町議会議員の教養並びに福利厚生に関する事項
(5) 系統関係団体並びに地方自治関係団体との連絡調整
(6) その他本会の目的達成のため必要な事項
愛媛県町村監査委員協議会